アダストリアの成功の秘訣を知る!デジタルマーケティング特別授業

NIKE iDやNIKE.jpを立上げた久保田夏彦氏に聞く、アパレルECデジタルマーケティング

 

週1日1年間でファッションEC部門への転就職やファッションテック分野での起業を目指す、バイヤー&Eコマーススタートアップコースのデジタルマーケティングの授業に、特別講師として超大御所がいらしてくださいました!!

 

 

それは・・・・・
あの急成長を遂げている、株式会社アダストリアでご活躍されているマーケティングのプロ、執行役員/マーケティング本部長:久保田夏彦氏と、ECサイトの企画はもちろん、メルマガやLINEなどチャネルの構築をご担当されているWEB開発マネージャー:中村えいじ氏がわざわざ来てくださったのです!!!

 

ちなみに久保田氏は、NIKEジャパンにてNIKE.jpNIKE iDを立ち上げ、ブランドデジタルマネージャーや東京マーケティングGMなどを歴任してきたというご経歴の持ち主。

 

また、デジタルテクノロジーを積極的に取り入れ、不況の続くアパレル業界の中で負け知らずのアダストリアがどんなことに取り組んでいるか、仕事の中身を教えてくださいました!

 

国内アパレル売上4位のアダストリア強さの秘訣とは?

 

 

《GLOBAL WORK 》《niko and … 》《LOWRYS FARM》などのブランドを展開し、年商2000億円という数字を作り出すアダストリア。
ヨガウェアや食器などの雑貨など、ファッションとともにライフスタイルを打ち出し顧客がより幅広く楽しめるサービスを提供していますが、やはりECでの売上げが大きいとのこと。
では、どのようなアプローチをしているのでしょうか?

 

アダストリアでは、公式WEBストア「.st(ドットエスティ)」を運営しています。(現在23ブランドが展開されている)

 

こちらの会員数は約700万人。1日のPV数20万人にも登るとのこと。
この「.st」はWEBページの他、アプリも開発されているのですが、そこにも<よりブランドのファンになってもらうため>に、
・初回以降のログインは不要
・リアル店舗と「.st」両方の購入履歴が反映されポイントが貯まる
→WEBとリアル店舗が分断されることなく、買い物が楽しめる。

 

などの工夫も。

 

そこで久保田さんより、受講生達に向けてワークショップが提案されました。
気になるお題は、
「アプリのリピーターを増やすためにどのような情報や機能があれば効果的か?」

 

デジタルマーケティングの仕組みなどについてはまだ詳しくないため、<自分たちがリピーターとして使用しているアプリの特徴>をいくつか挙げて色々比較してみることから始めて見ました。

 

このスペシャルな授業には4月からの受講生である、3期生も特別に参加。
2期生と一緒にチームで考えていきました。
(デザイン思考の授業がきっかけで、アイデア出しに必需品となっている付箋・色ペン)

 

 

TFL生の素晴らしいところは、すぐに誰とでも意見を交わせるようになるところ。
そしてチーム内でどのように意見をまとめていけばいいか、それぞれがそれぞれの役割を見つけ、動くことができます。

 

話し合いも進み、「プッシュ通知」を活用したサービスなど、いろんな意見が出ました^^

 

 

最後に久保田さんより、ECやマーケティング担当に必要なこととは何か?を教えてくださいました。
「AしたらBするだろう。など、仮説を立てシナリオを描ける人がまだまだ少ない。そしてそれをで実装できる人も少ない。
しかしそれをやれる能力が必要。そういうアングルで見れて、データの裏付けができる人物が求められている。」

 

そしてそして、
「昼飯くらいは奢るから会いに来てよ」
と連絡先を教えていただけるという、素敵なサービスが!!
(就活や転職を控えているTFL生、みんなお礼のご連絡をするのよ!)

 

とても実践的かつ、最前線のリアルな仕事内容をレクチャーしていただいたとても貴重な時間となりました。
久保田さん・中村さん、本当にどうもありがとうございました!<(_ _)>