中脇理事ゼミ『心とクリエイティブを学ぶ』最終回

~意識改革で自分自身を高める~

 

クリエイティブジャンプ期間に行われた、全5回の短期プログラム『中脇理事ゼミ』の最終日でした。
中脇理事ゼミとは、”AI時代に人間が担う『クリエティブな仕事の本質を知る』”ことを目的にスタートしたゼミです。

 

 

今回の最終回は、『好きなファッションショー映像を切り取って自分で選曲した音楽を乗せる』という最終課題のプレゼンテーションです。
これまで中脇さんよりレクチャーを受けた、『ターゲット=マーケットの意識』『第三者にどう感じてもらいたいか』『この映像と音楽を見ることで、どうなることができるのか』を意識して最終課題に取り組みました。

 

 

ランウェイの映像に邦楽を組み合わせり、1940年代のクラシカルなショーに現代の洋楽POPMUSICを乗せる者、街中のストリート映像にHIPHOPを流すなど、皆さん映像と音楽の雰囲気を合わせて順当に制作してきました。

 

 

そこで中脇さんからの即興プレゼンが。
GUCCIの映像に対して、スローで少し寂しさを感じさせる音楽。アップテンポな四つ打ちのもの。POPなもの。クラシックミュージック。

 

 

のように違うジャンルのBGMを組み合わせて見せてくださり、
『どれが一番記憶に残った?』
とアンケートを。

 

皆さん、POPや元気な音楽には手を挙げず、スローな音楽のものかクラシックミュージックに綺麗に分かれたのです。

 

『なんで自分は記憶に残ったのか?いいと思ったのか?』結果その答えは『映像とのギャップ=意外性(緊張感)』でした。

 

そう、モノやサービスをマーケットに対して提供するために大事なことは、想定の1歩先を提案すること。

 

そのたとえ話で面白いことをお話ししてくださいました。
『先日食べた美味しいサラダがあってさ、桃とパクチーとチーズとサーモンのサラダがあったんだよ』
まさに!想像できそうでできない、だから体験したら感動が生まれるのです。

 

どれだけ、安心感と緊張感のバランスを取れるか。
そこが意外性となり、感動が生まれアクションとなるのですね!

 

クリエイティビティに必要な2つのこと

 

モノ作り(提案していく者)として、大事なことを2つ教えてくださいました。

 

『みんな世界目指してくよね?!』
という中脇さんの言葉とともにホワイトボードに書かれたメッセージ。

 

<Joy to the world!!!>

 

これまでゼミではどれだけ自分の天井を外すか、高い世界を目指すにはそのためのそこを目指した情報収集も大事だと、これでもかと教えていただきました。
”世界”を考えて動くことにより、この天井が取ることが可能となるのです!!

 

 

そのために、”世界の中で自分を生かすポジションがどこにあるか?”を意識すること。
意識することで目的への情報量が増え、また、外から見た日本も知れ(情報量の増加)より良いサービスが提供できるようになるのです。
どれだけ高く意識を持っていけるのかが勝負。この意識を原動力に自分の情報を増やすこと。

 

 

2つ目は『道理』です。
何かアクションを起こさないと物事は起きない。
人は、忙しく時間がない!と今を生きたく時間を意識しすぎですが、日々の筋トレや死後評価されたゴッホなどがいい例で、全ての評価は未来が決めることです。
一つのきっかけに対して、”やるか””やらないか”。やった結果は未来が評価する。どれだけ、”今”というものに意識を高く持っていくか。
日々の中で、意識を少し高いところに置き時間軸を取っ払って行動してみては、いかがしょうか?
6ヶ月後には、今の自分が想定していた自分とは全く違う視点になれているかもしれません。

 

 

中脇さん、素敵なゼミをどうもありがとうございました!!